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【米国で働きたい獣医さん必見!】英語が苦手な私でも書けるPersonal Statement②使える表現

この記事の内容

私は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。マッチングを2回経験していて、今年3回目のマッチングに応募します。

そしてこの記事では、Personal Statementの書き方に使える英語表現を紹介していきます。私は、英語はいまだに得意ではないですが、だからこそPersonal Statementの作成にかけてきた時間は膨大です。

また、自分の英語に自信がないため、いろいろな方にみてもらって来ました。友達、大学のfaculty、校正のプロにアドバイスをもらってきました。そこで校正を受けたものなどをもとに、使えそうな表現を集めてみました。

注意点

まず、初めに、レジデンシーがまだ研修医の立場であるからと言って、スキルや知識が未熟であっていいわけではないのです。Personal Statementには、もう自分が出来上がっていて、なんでも自信があることを示す必要があります。

もちろん、レジデンシーは、訓練ではありますが、「できないから学びたい」や「興味があるから学びたい」のではなくて、「自分はXXXができ、こんないいところがあるから、この訓練を受けるに値する存在だ」ということをアピールしなければいけないのです。

これは完全に、私の尊敬するfacultyの受け売りです。私の最初のPersonal Statementがあまりに謙虚すぎるということで、このアドバイスをもらいました。謙虚になることはいいけれど、アメリカ人が求めているのは「この候補者が大学にどんな利益をもたらしてくれるか」であって、候補者の成長の約束や謙虚さというのは求められていないのです。

さらに、謙虚になることで「この候補者で大丈夫かな」と不安に感じさせてしまう可能性があるということにも注意するようにしましょう。

使えそうな英語表現

  • I look forward to achieving important goals: XXX, YYY, ZZZ
  • My passion for ECC has only grown.
  • I made the brave decision to XXX
  • XXX improved immensely.
  • While acquiring the skills to XXX, I learned XXXX
  • Combined with XXX, my growing skills in YYY enabled me to handle ZZZ with confidence, even while under pressure.
  • By relying on my XXX, I could XXXX.
  • facilitated communication with AAA
  • With this experience, I’m confident that I can handle XXX, all while functioning as part of a team.
  • Due to my strong belief in the importance of XXX,
  • To promote XXX, I would YYY
  • While overcoming personal and professional hardships, XXXX.
  • XXX have cultivated essential skills required for an ECC clinician
  • With my passionate commitment to critical patient care, and a desire to improve my professional skills, I will be a positive addition to your program.
  • Thank you for your time and consideration.

いかがでしょうか。めちゃめちゃ自信満々なことを言っている表現で埋め尽くされています。これら、すべて私のPersonal Statementから持って来たものです。

まず、初めに、Goalについて書きましたが、ゴールが一つではない場合は、:をつけて、1)XXX, 2)YYY, 3) ZZZなどというようにわかりやすく整理して書くことができます。

I made a brave decision toというのは、私が日本を離れてアメリカで勉強をする決断をしたという文脈で使った表現です。私の最初の文は、もう少しネガティブな表現(家族と離れる決断をした的な)でしたが、その部分は全部カットされ、「勇敢な決断をした」と校正されました。

Combined with XXX, my growing skills in YYY enabled me to handle ZZZ with confidence, even while under pressure.では、Xに自分の経験や強み(私の場合は自分が今まで見て来た症例数を入れました)、Yに自分が最近習得したスキル、そのスキルによって自信を持ってできるようになったZを入れました。そして、最後にwith confidence under pressure(ストレス下でも自信を持って)とどんな環境でも自信を持ってできることをアピールしています。

By relying on XXX, I could YYYでは、自分の知識やスキルによって、現在の職場でどのようなパフォーマンスをすることがでけているかをアピールしています。

With this experience, I’m confident that I can handle XXX, all while functioning as part of a team. は自分がXXXを自信を持ってできるということを表すのに加えて、チームワークもあることを伝えています。

XXX have cultivated essential skills required for an ECC clinicianでは、XXXの経験が次のステップに必要なスキルを養って来た–>私はレジデンシーに進む準備ができている、ということを表しています。

With XXXX, I will be a positive addition to your program. は私のお気に入りフレーズです。「自分はこんなことができるし、こんないい性格だから、私を採用したらあなたのチームのプラスになるよ–>だから私を選んで!」という最後のアピールになります。

まとめ

とにかく、アメリカでは自信満々なところを見せなければいけません。1年目のマッチングでこのようなことをインターネットで学びましたが、最初にこれを聞いたときは、正直あまり信じていませんでした。こう言っても謙虚やフレキシブルな性格の方が好きなはずだとなぜか思い込んでいました。

しかし、今考えると、もっと自分に自信があるところを見せた方がいいということがよくわかります。レジデントは自分が学ぶポジションであり、同時に学生やインターンに教える立場でもあります。教える側であるにもかかわらず、自信がないように見えてしまっては、周りに不信感を生んでしまいます。

大事なことは、教える立場の人は自信満々でなければいけないということです。

初めのうちは、アメリカの『私ってこんなことができます!』、『私、あんなこともできます!』という自信に満ち溢れている雰囲気がが苦手でした。しかし、採用する側のfacultyから、自分の弱みを弱みのまま話してしまうのはマイナスでしかない、ということを教わりました。

毎年書いていて、最終的には毎年全く違うものに仕上がります。経験を重ねるごとに書けることが増えていきます。時間もかかって辛いですが、この作業で自分の強みをブレインストーミングすることが、インタビューの準備にもつながるはずです。

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