今回は、前回の投稿に引き続き【心原性肺水腫の病態】についての投稿です。
この記事では、前回に引き続き心原性肺水腫をより深く理解するために、体の代償反応についてまとめてみました。
\この記事のハイライト/
☆心原性肺水腫の病態(全身への影響)
- 左心房のうっ血により心拍出量(大動脈への血流)が減少
☆僧帽弁閉鎖不全症の場合
- 僧帽弁逆流によって左心房でうっ血
- 肺血管内の圧が上昇
- 心原性肺水腫となる
☆体の代償反応について
心拍数増加
- 慢性的に臓器への血液供給が減少している状態
- 交感神経の活性化により、減少した血流量を心拍数でカバー
- 心拍数の増加
血圧の変化
- 血圧は初めは上昇するが、心筋が疲労するにつれて低下
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