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【犬猫の心原性肺水腫の病態】をイラストを用いて詳しく解説②

今回は、前回の投稿に引き続き【心原性肺水腫の病態】についての投稿です。

この記事では、前回に引き続き心原性肺水腫をより深く理解するために、体の代償反応についてまとめてみました。

\この記事のハイライト/

☆心原性肺水腫の病態(全身への影響)

  • 左心房のうっ血により心拍出量(大動脈への血流)が減少

☆僧帽弁閉鎖不全症の場合

  • 僧帽弁逆流によって左心房でうっ血
  • 肺血管内の圧が上昇
  • 心原性肺水腫となる

☆体の代償反応について

心拍数増加

  • 慢性的に臓器への血液供給が減少している状態
  • 交感神経の活性化により、減少した血流量を心拍数でカバー
  • 心拍数の増加

血圧の変化

  • 血圧は初めは上昇するが、心筋が疲労するにつれて低下

\関連記事/
☆呼吸困難の原因11種類
☆心原性肺水腫
☆非心原性肺水腫の病態

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みけ
スキマ時間にどうぶつの救急&集中治療のお勉強🐾 動物看護師さんに優しく、分かりやすく学んでもらう! をモットーに活動中😺 (もちろん獣医さんもウェルカムです😸) ためになる知識を発信していきます! アメリカ獣医 救急集中治療専門医レジデント🇺🇸 <詳しいプロフィールは、こちら> <お問い合わせは、こちら