今回は、前回の投稿に引き続き【心原性肺水腫の病態】についての投稿です。
肺水腫の病態は大きく2つ(肺血管の圧上昇、肺血管からの漏れ)に分けられます。
心原性肺水腫では、肺からの血液の出口である左心房内がうっ滞することで、肺血管の圧が高まり、その結果、肺の間質に水が漏れてしまいます。
この記事では、肺水腫の病態の中でも、特に心原性肺水腫について具体的にまとめてみました。
\この記事のハイライト/
☆肺水腫の様々な原因について
- 心原性
- 過剰水和
- 血管透過性亢進
- 神経原性呼吸困難
☆肺水腫の病態について
- 肺血管の圧が高い(心原性で一般的)
- 肺血管から水が漏れている(非心原性)
☆僧帽弁閉鎖不全症の場合の病態
- ホースから出る水をイメージしてみましょう(インスタグラムの)
☆まとめ
肺水腫の病態は大きく2種類
- 心原性:肺血管の圧上昇
- 非心原性:肺血管からの漏れ
肺血管圧の上昇は左心房内のうっ滞によって生じる
- 左心房圧のうっ滞を起こす一般的な疾患は僧帽弁閉鎖不全症(小型犬)
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☆心原性肺水腫
☆非心原性肺水腫の病態
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