https://veccblog.com
アメリカで働く

【米国で働きたい獣医さん必見‼︎】マッチング解説シリーズその③Transcriptをアップロードしよう!

この記事の内容

  • Transcript(成績表)とは
  • 具体的なアップロード方法
  • 注意点
  • なぜ成績が重要か

著者は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。マッチングを2回経験して、今年3回目のマッチングに応募します。

マッチングに応募する際、成績証明証のアップロードが必要になります。この記事では、具体的なアップロード方法、及び、なぜ成績表が重要か。という点を説明していきます。

Transcript(成績表)とは

Transcriptとは、大学から発行されるオフィシャルな書類になります。学長のサインや印が入った書類ですので、大学に直接問い合わせて入手する形になります。

以下はtranscriptを提出する際のVIRMPのサイトからの抜粋になります。

獣医、アメリカ獣医専門医、米国獣医専門医、マッチング、マッチングとは正式名称、Veterinary Internship and Residency Matching Program 、VIRMP

上から、大学名、大学の場所、学位、GPA(もしもGPAが計算されない大学の場合はNAと記載)、Class rank(もしもクラスランクが開示されない大学の場合はNAと記載)、Academic honors(成績優秀賞などのアワード)、最後に成績表のPDFをアップロードする。との記載があります。

具体的なアップロード方法

獣医、アメリカ獣医専門医、米国獣医専門医、マッチング、マッチングとは正式名称、Veterinary Internship and Residency Matching Program 、VIRMP

アップロードが完了すると、Veterinary Education & Transcriptsの横にチェックがつきます。

獣医、アメリカ獣医専門医、米国獣医専門医、マッチング、マッチングとは正式名称、Veterinary Internship and Residency Matching Program 、VIRMP

注意点

  • 英語に翻訳されたものでないとダメ
  • 成績表を入手するまでの時間を考慮
  • 2021年から提出方法が変化した

卒業校に成績表を申請するところから始まりますが、英語でないものは受け入れてもらえません。英語に翻訳したものを提出する必要があります。

私の大学は英語に翻訳するのに、3日以上はかかると言われたことがあります。なぜ翻訳に3日もかかるかは謎ですが、余裕を持って申請する必要があります。また、私は大学の近くには住んでいなかったため、メールと郵便でのやりとりでした。コロナの関係もあり、非常にハラハラした覚えがあります。

また、おそらくほとんどの大学が(ビザの種類にもんよるのかもしれませんが)、入学の際に卒業証明書の提出を求めます。なのでついでに入手しておくことをお勧めします。

2021年から提出方法が変わりました。以前までは卒業校からVIRMPに直接成績表を郵送してもらう必要がありました。それがありがたいことに、オンラインでPDFをアップロードする形に変わってくれました。コロナの影響だと思いますが、これによって毎年マッチの都度卒業校にコンタクトをする必要がなくなります。

なぜ成績表が重要か

そもそもアメリカでは、日本との成績の付け方の基準が違います。日本では、筆記試験重視のため、授業態度や実際の臨床現場でどれだけ効率的に働けるかどうかはほとんど評価されないシステムです。

一方アメリカでは、獣医学校に入るために、何時間臨床現場での経験があるか、ボランティア経験が大きなポイントになります。よって、獣医学校に入学できた=臨床経験がある程度ある。そして4年生では実際に獣医さんとして症例を持つ経験をすることになります。

なので成績には当然、臨床現場でどのように働くことができるか、チームワーク、熱意やプロフェッショナルな態度などの人間性も評価に大きく影響します。

よって、成績やGPAは採用する側からすると、生徒の能力や人間性を図るために非常にわかりやすい指標となるのです。私が初めてマッチングにアプライする際、知り合いの先生に、GPAが3以下の場合は採用の対象にもならない可能性があると言われました。私の大学はGPAを出さない形式だったため、ハラハラしながら自分で計算した記憶があります。

大学によっては、成績を重視するところもあるらしく、他の項目でどんなにポイントを稼げても、成績が並だと採用してもらえない可能性があるそうです。

最終学歴のGPAが重要らしいので、もしも大学の成績が思わしくない場合、書き換えるためにPhDをすることで成績を塗り替えることもできるそうです。

まとめ

私が大学に在学中は、アメリカで成績が重視されることも知らなかった上に、アメリカで働く気持ちは生まれていなかったので、いい成績を取りに行くモチベーションがありませんでした。自分なりにしっかり学んで、得るものが得られたらいいや、くらいに思っていて、正直テストや授業の出席でさえクリアできればいいと思っていました。

しかし、アメリカで成績表がいかに重要かを知った今となっては、もう少し成績をあげる努力をしていてもよかったかな、、、なんて思っています。大学によってはGPAの付け方が非常に厳しく、いい学校だからこそ、成績が相対的に悪く付けられてしまう場合もあると思います。

一度とってしまった成績は書き換えられませんが、大学院という上の学位の成績によって塗り替えられるというのはちょっとした裏技としても使えるのかと思います。日本の成績で道が完全に途絶えることはあり得ないので、いろんな方法でマッチングを成功させられる工夫をすることをお勧めします。

ABOUT ME
みけ
スキマ時間にどうぶつの救急&集中治療のお勉強🐾 動物看護師さんに優しく、分かりやすく学んでもらう! をモットーに活動中😺 (もちろん獣医さんもウェルカムです😸) ためになる知識を発信していきます! アメリカ獣医 救急集中治療専門医レジデント🇺🇸 <詳しいプロフィールは、こちら> <お問い合わせは、こちら