今回は、病気解説シリーズ【乳び胸】についての投稿です。
胸腔穿刺によって、イチゴミルク色の乳び水がサンプルされると、毎度その色に驚かされます😬
この記事では、乳び胸の病態生理、原因、一般的な内科治療、そして合併症についてまとめました。
\この記事のハイライト/
☆乳び胸の鑑別疾患リスト
- 心臓病(心筋症、CHF、心嚢水)
- 胸管の閉塞、破裂
- 肺葉捻転
- 横隔膜/PPDH
- フィラリア症
- 猫のペースメーカー設置後
- 後大動脈血栓症
- 特発性乳び胸
☆乳び胸の内科治療
- 間欠的な胸水抜去
- 処方食(低脂肪食)
- ルチン
☆早期外科的介入の重要性
- 慢性的な乳び胸の結果、線維化によって肺の滑らかな動きが妨げられる
- –> 肺がスムーズに膨らめなくなる
- 肺の拡張に影響が出る前に治療介入が必要
☆再拡張性肺水腫
- 長期的な肺の拡張不全→胸水抜去による急激な胸腔内の陰圧→再拡張性肺水腫
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☆胸腔内疾患
☆胸水の病態
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