この記事の内容
- マッチングの申し込みの流れ
- プログラムの申し込み方法
- 注意点
- まとめ
著者は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。マッチングを2回経験していて、今年3回目のマッチングに応募します。
この記事では、マッチングの申し込みの流れをおさらいして、実際のアプリケーションの方法を説明します。
申し込みの流れをおさらい
マッチングの仕組みはややこしいように見えますが、候補者にとっての締め切りは2つです。
- 必要書類の提出とプログラムの申し込みの締め切り
- ランク付けの締め切り
この手続きが必要最低限になります。
①と②のプロセスの間で面接を行い、お互いがランク付けするための情報収集をすることになります。そして、最終的に結果発表がランク付けの締め切りから1ヶ月後(毎年だいたい2-3月)になります。
この記事での説明は、①に関するものになります。
プログラム申し込み方法
これは現在の私のメイン画面の状況です。
CVやPersonal Statementなどが仕上がっていなくても、大学にアプライすることができます。早めに登録しておくこともできますし、大学側との情報交換を待ってギリギリに申し込みをすることもできます。
最終的に必要な項目が揃っていないと、(どの段階かは分かりませんが)最終的にはじかれてしまうので締め切り前に、必要書類が揃っているかを確認しましょう。
申し込みは、メイン画面左のSearch Programから、申し込みたいプログラムのページから行います。
右上のAPPLYというボタンを押します。
すると、以下のような確認の画面が出てきます。
- あなたが応募できるプログラムの数は10で今まで申し込んだプログラム数は0
- あなたが応募しようとしているプログラムはXXXXXです
- 申し込みをした時点であなたの情報はプログラムからアクセスできるようになる
- あなたのパケットがデッドラインまでにコンプリートされていない場合、プログラムはあなたのパケットを見ない可能性がある
ここで、APPLYを押すと「本当にいいですか?一度申し込んだら取り消せませんよ?」という確認画面になります。
OKを押すと、前の画面に戻りますが、右上のAPPLYだった部分がAPPLIEDになります。
プログラムの申し込みが完了しているかを確認するには、
Internship ApplicationsかResidency Applicationsの青い文字を押します。
すると、あなたが申し込みをしたプログラムと、申し込み日の一覧がみれます。
ADD TO MY RANK ORDER LISTは、ランクをつける際に使用します。
注意点
一番の注意点は、パケットがデッドラインまでに揃わないと、プログラムから見てももらえなくなるということです。デッドラインにどのプログラムに応募するか絞り切れないという場合は、出せるだけ応募しましょう。
ランク付けで、行きたくないと思った大学をランクしなければ、最終的に申し込まれなかったことと同じことになります。そのプログラムとマッチすることもありませんし、ペナルティになる心配もありません。
最初の締め切りは、(費用が許す限り)出せるだけ出しても問題はありません。逆に、出しそびれてしまった場合はそのプログラムに後から申し込むことはできませんので、注意しましょう。
まとめ
最初のデッドラインまでに終わらせなければいけない、申し込みについて説明しました。すべての工程で緊張感が走ります。3回目の私も、いまだに緊張しながらぽちぽちしています。わからないことがあった場合は、「経験者」に聞くことをお勧めします。できれば、「最近実際に申し込みをして、マッチ成功したことがある人」に聞いてみましょう。申し込みの工程は、お金を払えば誰でもできます。しかし、これであってるのかな?といちいち不安になることが多いので、経験者に確認しながら行うことで、ストレスも軽減しますよ。
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