今回は、【高流量酸素療法】についての投稿です。
専用の機械は必要ですが、酸素化が必要な動物に、気管挿管せずに高濃度の酸素を送ることができる方法です。イラストや写真を用いて分かりやすくなるよう工夫してみました。
☆高流量酸素療法とは
- 100% FiO2をかがせられる
- 供給する空気を加湿・加温できる
- PEEP効果(肺を膨らませる補助)を期待できる
- 人工換気の一歩手前の酸素供給方法
この酸素投与方法によって、酸素室に入れるよりも高い濃度の酸素を供給することができ、呼吸筋が疲労している患者さんにPEEP作用を加えてあげることによって、患者さんの呼吸を楽にしてあげる効果を狙えます。
人工換気と異なり、完全に鎮静(麻酔)で寝かせる必要がなく、侵襲度は人工換気よりも低いです。管理上の注意点をしっかりと理解する必要がありますが、人工換気に比べたら、格段に管理は簡単です。
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