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【米国で働きたい獣医さん必見‼︎】マッチング(VIRMP)解説シリーズその⑤応募資格を確認しよう!

この記事の内容

  • 大学へ問い合わせメールを送る
  • 誰に送るか
  • メールに含むべきポイント
  • 注意点
  • まとめ

著者は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。マッチングを2回経験していて(1回目は自らwithdraw, 2回目はインターンシップにマッチング成功)、今年3回目のマッチングに応募します。

この記事では、マッチングの申し込み前に大学へ問い合わせのメールをすることについて説明します。

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大学へ問い合わせメールを送る

マッチの最初のデッドラインの前に、大学へ問い合わせメールを送ることをお勧めします。

何の問い合わせかというと以下の2点です。

  1. そのプログラムへの応募資格があるかどうかを直接確かめる
  2. 面接につなげるチャンスを掴む

1から説明していきます。まずは自分に応募資格があるかどうかを直接確かめることが非常に重要になります。

外国人であり、永住権や労働のためのビザが自分で準備できない。もしくはアメリカのライセンスがない場合は、他のネイティブたちと応募できる大学が大きく異なることを認めなければいけません。

永住権や滞在権、労働の許可がない場合は、大学がビザをサポートしてくれる必要があります。ビザのサポートには多大な費用と、労力が必要です。全ての大学が簡単にビザを出してくれるわけではありません。

プライベートプラクティス(個人病院)では、研修医にビザをサポートすることはまずありません。

大学によってビザのサポート状況が違うだけでなく、同じ大学でも科によっても異なります。さらにややこしいことに、年によっても異なります。2020年-2021年のマッチングではコロナの影響でたくさんの大学が外国人を取らないようにビザのサポートを廃止しました。

なので、直接そのプログラムの担当の人に問い合わせて確認する必要があります。

万が一、確認せずにマッチしてしまった場合。あなたは労働権やアメリカに滞在する資格もないので、プログラムが始められず、1年を棒に振ることになります。さらに、プログラム側にも欠員が出ることになるので、非常に迷惑がかかります。

私は毎年、確認するようにしています。

そして、メールの最後に、もしも応募資格があるのであれば、ぜひ面接をしたいという希望を添えます。そうすることで、マッチングの申請の締め切り後にコンタクトをもらって面接のスケジュールをしてもらえる可能性が高くなります。

大半の大学は、欲しい候補者に対して、面接のオファーをします。しかし大学によっては、直接候補者から連絡が来ない限り、面接のオファーを大学側からはしないという方針のところがあります。なので必ず面接をしたいですという希望を伝えましょう。

誰に送るか

マッチングの公式サイトに、プログラムの責任者である人の名前とメールアドレスが記載されています。

基本的にはプログラムの内容、面接に関する問い合わせはECCのDr.に。そして大学の事務手続き的なことに関してはコーディネーターの方に連絡するのが一般的です。

もしもDr.の名前も連絡先も書いていない場合、マッチのサイトに掲載されている連絡先に

Could you please let me know who to contact with if I want to request for an interview?

などと添えると、ccを付けて返信してくれたり、そのサービスの責任者の先生を紹介してくれたりします。

メールに含めるべきポイント

英語のメールは苦手で、いちいち物凄い時間をかけて考えていました。今でも、すごく慎重になります。

問い合わせのメールに含めるべきポイントは以下の点です。

  • あなたが何者か(国籍、何をしているかなど)
  • XXXXのプログラムに興味があり、YYYY年のVIRMPに応募する
  • あなたに、アメリカ国籍、永住権、ビザ、労働権などがあるか
  • あなたに、アメリカでの獣医のライセンスがあるか(ECFVG: Educational commission for foreign veterinary graduatesもしくはPAVE)
  • 自分はXXXのプログラムの応募資格があるか?
  • もしも応募資格がある場合、面接をスケジュールして欲しい

私は必ずこれらのことを含めて簡潔にメールを送るようにしています。長すぎも良くないので、最低限の内容を含め挨拶、お礼の一言も忘れずにしましょう。

注意点

メールには、必ずCVのファイルをつけるようにします。ファイルが添付されているとjunkのボックスに行かずに済みます。そして、あなたが何者かを証明できます。面接をお願いするのであれば、この時点でpersonal statementも添付するようにすると、面接を考慮してもらいやすいかもしれません。

返信は1週間は待ちましょう。この時期、12月後半や1月前半でホリデーシーズンになるので、少し余裕を持って早めに確認しておけることが得策です。もしも1週間経っても返信がない場合、大学があなたに興味がないか、メールが見逃されているかのどちらかです。

もしも大学があなたに興味があれば、基本的にはメールは返ってくると、経験者から聞いたことがあります。

あとは、多くの大学が、他の候補者のパケットも見て考えたいから、deadline後に連絡するね。と言ってすぐに返答をくれないことも普通です。面接は全員が受けられるものではありません。大学によってはすでに選ばれし候補者のみが参加できるものだったりします。

まとめ

日本ではこのようにグイグイメールを自分からした経験がありませんでしたが、3回目にしてようやく慣れてきて、自分から情報を収集しなければ!という危機感で素早い行動ができるようになりました。めんどくさいと毎年思うのですが、結局やらなければいけないことなので、早めにCV, パーソナルステートメントを仕上げてしまって、メールを書いてしまうようにしましょう。送ってしまえばあとは返事を待つのみです。

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みけ
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