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アメリカで働く

【米国で働きたい獣医さん必見‼︎】インタビューの準備をしよう②下調べ編

この記事の内容

著者は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。マッチングを2回経験していて(1回目は自らwithdraw, 2回目はインターンシップにマッチング成功)、今年3回目のマッチングに応募します。

インタビューの準備をしよう

  1. 心構え編では、面接の質問に答えるための定型を作るためのアドバイス
  2. 下調べ編では、具体的にどんなことをリサーチするべきかのアドバイス
  3. 実際に聞かれた質問では、私が過去に聞かれた質問を紹介

②下調べ編では、私がそれぞれの大学の面接を受けるために行う準備の方法をご紹介します。3年目になって初めて行いましたが、これを行うだけでその大学のリサーチをちゃんとしてるんだな、と思わせることができると思います。

  • google mapで大学の位置を確認
  • 地域について、どんな街なのか、どんな都市に近いのか
  • 大学のホームページで病院の雰囲気、推しを調べる
  • Facultyの名前、顔
  • Facultyの興味のある分野、Publication
  • 知り合いがいたら、大学のイメージができる様に話を聞く

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Google mapで大学の位置を確認

まずは、どこにある大学なのかを調べます。正直ピンとこないことが多いので、地図で見て初めて、おー、東海岸か、西海岸か、この大都市に近いのか。などイメージを膨らませていました。

地域について、どんな街なのか、どんな都市に近いのか調査

大学の雰囲気もそうですが、街の下調べも重要だと思います。3年間生活しなければならないので、田舎の方は、絶対に無理、とか、都会の方がいいとか様々な考えがあるかと思います。
私は初め、どこでもいい、レジデントになれればなんでもい、と思っていましたが、実際に、田舎のカレッジタウンと、すごい田舎のカレッジタウンで1年ずつ働いた経験を考えると、選べるのであれば、次の3年間は、都会の方が嬉しいな、、、と思っています。

私の場合の許容範囲として、例えば、ある程度外食ができて、アジアの食材などが揃う場所なら私は生きていけます。しかし、グローセリーの中心がウォールマートになるほどの小さな街は、結構しんどく感じてしまいます。

なので、Google mapでどんな街なのか。大都市にはどのくらいで出られるのか。などを考えるのは、とても重要なことだと思います。

大学のホームページで病院の雰囲気、売りを調べる

大学のホームページには、各サービスの紹介があります。それを見ることで、ICUに力を入れている大学なのか、もしくは別の強みがあるのか、といったことを知ることができます。

また、大学によっても設備がかなり異なります。非常に大きくて新しい建物であったり、透析の機械があるとか、ハイフローや高圧酸素療法が可能、などといった特色もわかります。

あとは、他の科がどんなことをしているか。例えば、コロラドでは開心術を行っています。術後の管理はICUで行うことが多いので、そのようなことも学べるのか、または、循環器科がない大学があったりもするので、自分が興味がある分野が学べそうかという視点でもホームページを見てみることはおすすめいたします。

facultyの顔と名前

これは、一見重要ではなさそうに思えるかもしれませんが、インタビュー前にイメージできるとちょっと安心できると思います。特に電話インタビューの場合は、顔が見えないので、話しているときにイメージできてよかったな、と感じた覚えがあります。

また、名前を知っておくと、後々誰かに大学のことを聞いたときに、「あの先生は、XXX」といった情報も入ってきやすくなります。

Facultyの興味のある分野、Publication

Facultyがどんな分野に興味があるのかというリサーチをしておくと、いざという時の話のネタになります。例えば、質問ある?と聞かれたときに、XXX先生がYYYの研究に力を入れていると伺ったのですが、自分が入ったらどんな研究ができますか?などという質問ができたりします。

もしくは、その先生の興味のある分野に合わせた、自分の経験を伝えることもできます。

なのでfacultyのリサーチを怠らないことで引き出しを増やすことができるのです。

知り合いがいたら、大学のイメージができる様に話を聞く

大学のイメージを聞いておくのは、とても重要です。

どうしてXXX大学で働きたいと思ったの?という質問が頻繁に聞かれます。

正直どこでもいいからレジデントになりたいからです、なんて言えないですよね。
私は、facultyのmentorshipがいい、研究分野に興味がある、大学の雰囲気がいい、施設が整っている、などなんでもいいので実際に働いている人から聞いてみると、話のネタになります。

まとめ

実際にインタビューを受けてみないと、どんな準備、心がまえが必要かわからないと思います。1年目のインタビューに挑戦する、過去の自分にアドバイスをするとしたら、何を勧めるかを考えながら書き綴りました。この記事が、インタビューに挑戦する誰かのためになれば嬉しいです。

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みけ
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