はじめに
私は、日本の獣医大学を卒業後、一般病院で3年間勤務した後、2021年現在アメリカの大学で獣医研修医をしています。
これまでに何本かの記事で獣医学を英語で学ぶメリットをご紹介しましたが、この記事では、医学単語だけでも知っておくとYouTube検索でヒットがすごく増える!ということをお伝えする記事になります。
英語で獣医学を学ぶメリット
単純に、英語で学ぶとリソースが増える、というすごく大きなメリットがあります。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、、、と数えきれない国の方が世界にむけた素晴らしい情報を無料で共有してくれているのです。
日本語にこだわって、日本語だけでググるのはすごくもったいないことだな、と日々感じています。
最近友人から、犬猫の異常肺音について質問されました。こればっかりは言葉では言い表せないので私は、YouTubeで検索したら出てくるから見てみて!と言いました。すると、「いいの全然なくてよく分からないんだよね、、、」という返答が返ってきました。
そんなことないだろ〜と思いながら、YouTubeで英語検索をすると、すごく丁寧な解説付きのものからたくさんの動画が出てきました。そこで一番私がいいなと思う肺の異常音の動画リンクを送ったら、「英語検索か!その手があったか!!」とすごく喜んでもらえました。
こんなことがあって、改めて英語で獣医学を学ぶメリットって大きいな。と実感しました。
ちなみに私が肺音でいいな、と思った動画はこちらになります。
YouTube×英語検索の威力
臨床獣医師をしていても、実はみたことがない症状ってありますよね。例えば、逆くしゃみ、失神、発作、部分発作、呼吸様式の異常、脱腸、膣脱、などなど。経験豊富な獣医さんであればそんなものないかもしれませんが、「これってどんなの?」っていうときに私はすぐにYouTube検索することが多いです。
人間のお医者さんの動画はたくさんあっても、なかなか獣医さん向けの動画はたくさん出てきません。
そこで英語検索に変えることで、自分がみたかった動画に出会える可能性がグンと上がります。そして、その動画からブログに飛んだりすることで、さらにいい情報に出会えたり、といいことがたくさんあります。
全てを英語で理解する必要はありませんが、見たい動画の内容を日本語–>英語に辞書を使って検索してみてください。いろんな動画が無料で見れることに驚かれると思います。
獣医学をYouTubeを活用しながら勉強する
獣医学の経験が浅い時、いくら本や雑誌を見ても、どうしてもイメージがわかない時があると思います。そんな悩みはYouTubeが全て解決してくれます。とにかくダメもとでもいいのでYouTubeで英語検索をすることをおすすめします。
以下に、英語で検索するだけでこんな動画も観れる、という例をご紹介します。
喉頭麻痺
逆くしゃみ
胸水の溜まった猫の呼吸
まとめ
この記事は、ただ単に患者さんの動画が見たいときに、YouTubeで英単語を入れてみると収穫が大きいよ!と言うシンプルな内容でした。ぜひ試してください。